ほぼ週刊のラーメンコラム

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トマトジュースを消費したい(後編)

この記事は「トマトジュースを消費したい(前編)」の続きになります。前編をご覧になっていない方はぜひそちらもご覧ください。

 

ramencolumn.hatenablog.jp

 

 製麺

さて、前回まででスープ、チャーシュー、塩だれを作り終えました。今回は製麺からいきたいと思います。今回偶然全粒粉を入手したので、これを練りこんだおしゃれ平打ち麺を目指して作っていきたいと思います。

今回は加水率35%で、全粒粉を5%加えました。

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水回しが終わったらひとまとめにし、しばらく寝かせます。その後、小野式に通して麺帯を作っていきます。

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さらに麺帯を折りたたみ、複合圧延を何回か行ったあと、好みの厚さにして切り出していきます。圧延の際のポイントとしては、麺帯の端がギザギザになりやすいのでローラーに入れる直前にその部分にボロ生地を追加したり、その付近の生地を折って重ね、ローラーに入れ麺帯の端のギザギザを無くしていきます。

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平打ち麺にするつもりが厚さが少し厚かったのか、ふつうに太麺になっちゃいました。

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とりあえず麺は完成です。このくらいの加水率なら打ち粉をせずに容易に扱えると思います。

本調理

さてラーメンに必要なものがすべて揃ったのでここから本調理に入ります。とりあえずチャーシューを切ります。

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いい断面ですね。惚れ惚れします。

スープは冷やすと上に油の膜ができます。今回はできる限り取り除いておきましょう。

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そしたらどんぶりにスープを用意し、茹でた麺、トッピングを盛り付けていきます。

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そして完成です。

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今回はチャーシュー、ねぎ、きぬさや、カッテージチーズを盛り付け、バジル、こしょうをふりかけ、オリーブオイルをかけました。

実食

ということで完成しました。まずは麺から。

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とてももちもちしていておいしいです。全粒粉のおかげでしょうか。ただスープとマッチしているかといわれれば少し微妙で、このスープなら細麺のほうが合っていたな、と思いました。麺自体はとてもおいしいです。

次はチャーシューです。

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とても柔らかい。これは完全に成功でしょう。このスープなら炙ったらもっとマッチしそうだな、と。まあ炙る道具ないんですけど。

スープは全体的に塩味のバランスがよく、トマトと鶏ガラ、とんこつのバランスは取れていると思います。ただ深みという点では少し物足らないので、昆布も一緒に煮込んだり、もうちょっといろいろスープに放り込めばよりよくなったのかなと思います。

最後に

個人的にすこしもったいなかったのは麺ですね。このスープならもうちょっと試行錯誤ができそうです。ただ今回トマトジュースを消費する目的でこのラーメンを作ったのですが2本しか使ってないので今後もトマトジュース消費シリーズは続けていきたいと思います。