マルタイラーメンをアレンジして食べました
マルタイラーメンを買いました
みなさん、このラーメンを知っていますか。
そう、マルタイラーメンです。
スーパーの乾麺売り場に行くとよく見かけるこの商品。九州を中心に展開しているラーメンのようですが、首都圏でも販売されているそう。そしてマルタイラーメンの特徴といえば乾麺のラーメンなのに袋でもカップでもなく、そうめんみたいな棒状をしていること。「棒ラーメン」という名前はマルタイが商標登録しています。
公式サイトによると、この商品の売りは
めんはノンフライ・ノンスチーム製法で仕上げた、生めんに近い風味のストレートめんです。スープはポークとチキンをベースにした風味豊かなあっさりしょうゆ味です。
とのことなので、実際に食べて味や麺の食感を確かめてみましょう。
アレンジしちゃった
とはいいつつ何も具も乗せなければ味気ないラーメンになってしまうので、具をいろいろと準備しました。
マー油作り
とんこつラーメンといえばマー油、マー油といえばとんこつラーメンですね。今回はマー油を手作りしてみたいと思います。マー油は簡単に言えば焦がしたニンニクで作った黒い油で、スープににんにくの香ばしい風味を足してくれます。
ニンニクの準備
まずニンニクを刻みます
その後、油に投入する前に水分を飛ばすことが大切なようで、ネットで検索すると何日か天日干ししたり、浴室乾燥機で乾燥させた記事がヒットします。ただそんな待ってられないので今回は電子レンジを使って乾燥させることにしました。
クッキングシートを引いて様子を見ながら電子レンジで加熱していきます。
だいたい30秒~1分ごとに返したりしながら計3分ほど加熱しました。
一部こげちゃってますがいい感じにカピカピになってくれました。
油を用意する
マー油を作るための油は別になんでもいいと思いますが、今回はサラダ油と背脂をミックスさせました。
買ってから1回もミルクを煮てないミルクパンを使って固形の背脂から抽出していきます。
そしてある程度抽出が終わったら残ってる固形の背脂を取り除くと油が完成しました。
ニンニクを揚げる
いよいよニンニクを油で揚げるのですが、ここでちょっとハプニング。抽出終わってすぐにニンニクを投入してしまったのですごい勢いでにんにくが色づいていきました。
入れて10秒もしないでこんがりしちゃいました。ここからニンニクを何回かに分けて焦げ方の違うニンニクを作ります。
焦げすぎて2.1段階くらいになってますがにんにくグラデーションができました。
ニンニクをすりつぶす
いよいよこのニンニクと揚げた油を使ってマー油を完成させたいと思います。
ということでキャンドゥで売ってたすり鉢にニンニクを入れてガリガリします。
黒くてよく見えないですがすりつぶしました。そのあとここに油を混ぜていくのですが、この油を混ぜる段階でうまく混ざらず失敗する人が多いので少量ずつ混ぜて馴染ませていったほうがいいと思います。
そしてこれを濾すとマー油の完成です。
その他の具材作り
味玉作り
味玉に関してはそこまで味付けはシビアにならなくてもだいたいおいしいのができます。今回は家に白だしがあったのでそれをベースに薄口醤油とみりんで味を整えました。(写真撮り忘れてました、すいません)
チャーシュー作り
今回はチャーシューは別の機会に用意してたものを使いました。今回のチャーシューは表面を魚焼きグリルで焼いたあとに圧力鍋で煮込み、適当に調合したチャーシューだれに漬けました。
本調理
ということで具材の準備にめちゃくちゃ時間かかりましたがラーメンを茹でていきます。
あとマー油を作ったのと深夜3時だったのでチャーハンも作っちゃいました。
そして用意した具材を盛り付けていけば
マルタイラーメンの完成です。
食べてみた
ということで実際に食べてみたのですが、スープに関してはマー油のインパクトが強すぎて元の味はほぼわかりません。まあ結果的においしいのでいいんですが。
麺はとてもソフトな麺で、まさにそうめんとか食べてる感覚。もうちょっと硬く茹でればよかったのかな、と。この具材とマー油を用意しちゃったらインパクトとして負けまくりですが、元のスープだったらきっと調和がとれていたのでしょう。
チャーハンとマー油の相性はバッチリです。一気に本格的な味と香りに仕上がります。
最後に
マー油はすごい。みんなも作ってみてください。